アルケータ旅行 二日目

目が覚めたのは昼12時過ぎでした。昨夜タクシーは順調に来てくれ、モーテルのチェックインもスムーズに済んだので午前2時頃には眠ることが出来ました。

泊まったモーテルはヴァレーウエスト(Valley West)のデイズ・インです。ヴァレーウエストには数多くのモーテルがあり、マクドナルドやサブウェイなどのファストフード店もある、短期の滞在には便利なところです。ただアルケータのダウンタウンやHSUからはバスで10分程度の距離にあります。

まずは起床して飲み物と朝食を買おうと外に出ました。天気は曇りではっきりしません。食料雑貨店(Rays)で水とジュースを買い、近くのコーヒースタンドでコーヒーとベーグルを買ってモーテルの部屋に戻りました。

部屋でベーグルと食べて次に外へ出たときは既に快晴になっていました。まず向かうのはHSUです。バスは市内を巡回するバスとハンボルト郡を縦に走るバスの2つがあるのでそれ程待ちません。

HSUは私が在籍していた当時から色々変わっていました。確かに卒業して7年も経つのでそれなりに変化はすると思いますが、これ程変化が大きい理由はこの7年の間にHSUの100周年があったからだと思います。色々なところがリニューアルされていました。例えば図書館。1階のテーブルやソファは新しくなり、入口正面にはlibrary cafeなるコーナーも出来ていました。入口から左奥にあった自販のコーナーは無くなりそこもコンピュータラボになっていました。トイレにはダイソン製の手乾燥機が付いていました。ただ2階以上の階は以前と同じ様でした。

アメフトのコート(redwood bowl)やその周辺もリニューアルされていましたし、新しい建物も出来ていました。しかし何より変化したと思うのは、Student & Business Services(SBC)の付近です。以前SBCの中にあったマーケットプレイスは、SBC斜め前の新たな建物に移り、その周りにはいくつもドミトリー（キャンパスアパート？）が出来ています。私が通っていた語学学校(IELI)の建物は既に無く、今はパーキングになっていました。

HSUを散策した後はアルケータプラザの方に向かいました。大きく変わった印象は受けませんでしたが、オープンカフェなど幾つかオシャレな店が出来ていました。それと飲食店が建物は変わっていないものの、リニューアルされて別のお店になっていました。コーヒーショップのMuddy waterもチャイニーズレストランのNew fortuneやFunanも別の店名になっていました。下の建物はWildberries前にあるレンタルビデオ屋ですが、今はHSUのNatural history musiumになっています。

HSUとアルケータ市内を歩き回り、少し疲れたので休憩することにしました。行った店はStarsです。やはりここのハンバーガーは恋しかった。店員のピアス女性も相変わらず居たし、味も同じでした。

二日目はこんな感じでした。

アルケータ旅行 初日

今回のエントリーでは2014年6月に行ったアルケータ旅行のことを書きます。既に1年近く経ってしまい詳細は忘れてしまいましたが、いくつか変化があったのでそれを書こうと思います。

まず日程から書くと、2014年6月2日（月）に成田出発し、6月7日（土）に成田到着しました。アルケータには6月2日（月）の夕方到着し、6月8日（金）早朝に出発する4日間の滞在です。後ほど書きますがちょっとしたアクシデントがあり、実際の滞在時間は更に短くなります。

今回の旅行でのアクシデントは、行きのサンフランシスコ国際空港で起きました。私が乗る予定であった国内線がキャンセルされていたのです。6月2日の午前9時過ぎ、サンフランシスコ国際空港に到着し、スーツケースをピックアップして税関を通り抜け、国内線のターミナルでチェックインをしようとしましたが、どうしても私のフライト番号が見つかりません。ユナイテッド航空のスタッフに確認するとそのフライトはキャンセルされていて次に乗れるアルケータ行きは22時半だとのこと…。

他に選択も無いのでそのフライトを予約し、後はひたすら待ちました。サンフランシスコを観光するのも面倒だし国際線で寝られなかったので、ずっと空港内で寝ていました。それにしてもこの待ち時間は長かったです。ちなみに後でメールを確認すると、キャンセル理由はair traffic control conditionsというものでした。そして22時半のフライトは時間通りに飛んでくれました。

アルケータの空港(Arcata-Eureka)に到着したとき既に深夜0時を過ぎていました。スーツケースをピックアップして他の乗客は車なり予め連絡していたタクシーで空港を出て行きます。当初の予定では到着が夕方でしたのでバスに乗ってアルケータに行くつもりでしたが、もちろんこの時間にバスは走っていません。

面倒だからこのまま空港で寝て朝一のバスでアルケータに行こうと思い、空港のベンチでまったりしていたら空港職員のおじさんがこっちに来て「空港を閉めるから出て行ってくれ」とのこと…。仕方ないのでタクシー会社に連絡して来てもらうことにしました。とりあえず外に出ていた方が良いかなと思い空港の建物から出たのだけど、まず暗い。しかも少し寒い。

少しすると、先程のおじさんとは違う若い空港職員が出てきてDo you need a ride?と訊いてくれました。彼は仕事が終わって帰宅するようでした。既にタクシーを呼んでしまっているので感謝しつつ断りましたが、アルケータに戻った気がすごくしました。

アルケータ・コミュニティ・フォレスト

アルケータ市内にも自然公園のようなものがあり、その内の1つがアルケータ・コミュニティ・フォレスト(arcata community forest)という森林公園です。これはハンボルト州立大学の真裏にあるので、すぐ行くことが出来ます。この公園を上がって行くと広場があり、ちょっとしたバーベキュースペースもあります。私が語学学校に入ったときの歓迎会はそこで行われました。

ハンボルト州立大学

プラザから徒歩10分位の場所にハンボルト州立大学(Humboldt State University)があります。HSUとも呼ばれます。カリフォルニア州立大学の最北に位置する大学であり、日本語だとカリフォルニア州立大学ハンボルト校と表記されることもあります。Native American StudiesやWild life等、少し変わった専攻があります。私が学生であった2005年頃は、教員1に対する生徒数の比率が小さいということで州立大学としては評価されていました。村上春樹の翻訳で知られる作家レイモンド・カーヴァーはここの卒業生です。

Humboldt State University

アルケータとはどんな街か？

一言で表現すると、太平洋沿岸でレッドウッドの森に囲まれた田舎街です。ハンボルト州立大学という大学がありそれによって成り立っている街です。大学の学期中はそれなりに人がいますが、夏休みや冬休み期間中はかなり人口が減ります。人種としては圧倒的に白人が大多数です。ただ、フレンドリーでリラックスした人が多いので人種差別とかはあまり意識しないと思います。

アルケータプラザ(arcata plaza)という広場が街の中心地であり、その広場を囲って飲食店やローカルな店舗が店を構えています。条例か何かによって地元産業が保護されており、その近辺に大資本ファストフード店等はありません。

映画館(minor theater)もアルケータプラザ近くにあります。

どこにあって、どうやって行くのか？

場所は本ブログタイトルにもなっていますが、サンフランシスコから北へ450キロの太平洋沿岸に位置しておりカリフォルニア州のハンボルト郡内にあります。サンフランシスコから車だと約7時間、飛行機で1.5時間の距離です。日本からの行き方として一番分かり易いのは、サンフランシスコ国際空港で国内線に乗り換えてArcata-Eureka空港に行く方法です。ちなみにこの空港は隣町のマッキンリーヴィルにありますので、空港からバスに乗るか、またはタクシー等を呼び出してアルケータ市内に入ることになります。バスは平日で1時間に1本位の割合で走っています。サンフランシスコからレンタカーなどで来る場合はフリーウェイの101を北上すれば良いだけなのでとても分かり易いです。

写真はサンフランシスコから乗るプロペラ機。2014年6月撮影。

追記：そもそも初回のエントリーにもかかわらず、どこについて書いているのか言及し忘れました。米国カリフォルニア州にあるアルケータ (arcata) という街への行き方です。